道成寺 (Dojyoji)

“ Perché nascondi!? Se non ti fai vedere ti brucerò!!”

La storia di Dojyoji ( 道成寺) ovvero “ La storia di Anchin e Kiyohime (安珍清姫)” è una delle più famose leggende giapponesi nel mondo di spettacolo tradizionale giapponese, venne raccontata ripetutamente sia nel teatro di “Nō ()“, sia in spettacolo “Kabuki(歌舞伎) “e anche in teatro delle marionette giapponese “Jōruri(浄瑠璃)”.

 La leggenda viene tramandata nel tempio di Dojyoji ( provincia di Wakayama) oltre 1000 anni.

 La protagonista giovane principessa Kiyohime(清姫) innamorò di un giovane Bonzo Anchin(安珍).

Ma Anchin non potè accettare il suo amore cercando di non farla attristarla disse 

“ Dopo che avrò finito il mio viaggio di pellegrinaggio,tornerò a prenderti.”

 Anchin non tornò il giorno di promesso, Kiyohime infuriò e carcò Anchin e scoprì che Lui attraversò il fiume Hidaka.

Lei per rabbia si trasformò in serpente gigante e attraversò il fiume e arrivò al tempio di Dojyoji dove si nascose Anchin.

 I Bonzo di Dojyoji per aiutare il giovane bonzo perseguitato, lo nascosero dentro la campana del tempio.

Il serpente trovò la campana appoggiata sulla terra, la avvolge con il suo colpo e stringendola con tutta la forza e alla fine la bruciò insieme ad il suo bonzo.

 Dopo la perdita del suo amante il serpente con lacrime negli occhi si sparì in fondo del fiume Hidaka…

Lucca Comics&Games (ルッカ・コミックス&ゲームス)

Dal 29 ottobre fino al 1 novembre 2021 la mia prima partecipazione a “Lucca comics&Games”.

Hanno preparato un grande spazio nel Padiglione “Japan Town” (presso il Polo Fiera) per la mostra delle mie opere e la dimostrazione della mia nuova opera “Dojyoji (道成寺)”. C’erano molti negozi che venderanno oggetti giapponesi… sembra Akihabara!

Nonostante diversi giorni di pioggia, hanno ricevuto 90.000 visitatori! Così tanto amore e tanto interesse sul Giappone…essendo una giapponese in questoambiente mi fa così tanto piacere che sono quasi sopraffatta.

2021年10月29日から11月1日までイタリア最大規模(ヨーロッパ屈指)のコミック&ゲームイベント「ルッカ・コミックス&ゲームス」に参加しました。

なんと会場はとても大きなスペースをWashi-Arte の作品用に用意してくださり、会場では新作「道成寺」をデモンストレーションで制作、多くの方に見ていただきました。

あいにくの悪天候だったにもかかわらず9万人の入場者を記録したそうです。

あふれる日本文化(特にゲームやアニメ)に対するイタリア人の愛情に圧倒されるばかりでした。

Libretto ”L’ARNO” dell’Associazione Giapponese in Toscana.

トスカーナ日本人会の会報誌「L’ARNO」の巻頭ページにルッカ・ビエンナーレの展示会について掲載していただきました。

E’ stato pubblicato in “L’ARNO” dell’Associazione Giapponese in Toscana un articolo sula mia esperienza di “Lucca Biennale 2021”.

È uscito un articolo sul nostro progetto di scambio culturale “ Ponte di Carta” su “La Nazione”.

Nazione」紙のペーシャの地元欄に「紙の架け橋」プロジェクトについて書かれた記事が掲載されました😆 (翻訳文では下の方にあります⬇️)

https://www.lanazione.it/pistoia/cronaca/quel-ponte-di-carta-con-l-estremo-oriente-1.5887965

              極東との「紙の架け橋」

プロジェクトが生み出した日本人アーティスト横山明子とのコラボレーション:二つの異なる文化が作り出す高品質な製品

(ペーシャ)記者:フランチェスコ・ウゴリーニ

アリーチェ・エルコリーニさん

フィレンツェの「アテリエ・デッリ・アルティジャネッリ」が、日本人アーティスト横山明子の協力を得て推進している「紙の架け橋」プロジェクトには、日本とペーシャの紙漉き職人達が一緒になって参加している。昨年の12月に開始されたこの活動は、YouTubeと「アテリエ・デッリ・アルティジャネッリ」のFacebookのプロフィール・ページで公開された一連のビデオから始められた。この取り組みによって、二つの異なる文化が、その品質と歴史という点で、独自の紙が生産されることによって融合している。新たなテクノロジーを活用することで、この取り組みは、人々、特定の地域、そして伝統に接近しながら、これまでの紙、現在の紙、そして未来の紙に対して称賛を送っているようである。

「このプロジェクトは、2016年にアーティストの横山明子さんが発案し、アテリエ・デッリ・アルティジャネッリのベアトリーチェ・クニベルティが責任者となってフィレンツェで生まれたものなんです。」と話すのはペーシャにあるマンニャーニ社のアリーチェ・エルコリーニさん。

「この都市封鎖(ロック・ダウン)は、私たち(ペーシャの紙職人や紙の博物館)が、この取り組みに参加する良い機会になりました。ペーシャの紙の博物館は、それ以前からアテリエ・デッリ・アルティジャネッリとは協力関係を結んでいました。そして、アーティストの明子さんは、日本の紙職人の方々と連絡を取る役割を担ってくれることになりました。」

遠い距離を隔てて繰り広げられている両者の交流は、非常に丁寧に撮影、編集されたビデオを通じて展開されており、その中では、常に紙職人たちの技法とそこで生み出される紙に焦点を当てて紹介されている。そのビデオは、ペーシャや土佐/伊野の紙製造の伝統を知るための旅であるだけでなく、千年以上の歴史を誇る和紙の世界や、明子さんのWashi-Arte、さらに、紙の修復技術を(日本語とイタリア語の字幕が加えられている事により)知ることができるようにもなっている。

「まず、私たちの地元の歴史、原点、伝統を知ってもらたいと思いました。そして、私たちのものとは全く異なっているけれども、「紙」という点で繋がっている他の伝統と、私たちの伝統とを見比べてみてもらいたかったのです。」とエルコリーニさんは説明している。

 異なる繊維と異なる製法で作られているとはいえ、紙というのはアーティストや作家、私たちの誰もがそれを使用しています。何世紀にもわたる手漉き紙の伝統と技術を守るために設立されたペーシャのマニャーニ社が、熱意をもって行っている取り組みでは、「過去を掘り起こして自分たちのものにし、それを新しい世代に受け継いでいくこと」を目指しているんです、とアリーチェ・エルコリーニさんは話している。

「この都市封鎖(ロック・ダウン)は、私たち(ペーシャの紙職人や紙の博物館)が、この取り組みに参加する良い機会になりました。ペーシャの紙の博物館は、それ以前からアテリエ・デッリ・アルティジャネッリとは協力関係を結んでいました。そして、アーティストの明子さんは、日本の紙職人の方々と連絡を取る役割を担ってくれることになりました。」

遠い距離を隔てて繰り広げられている両者の交流は、非常に丁寧に撮影、編集されたビデオを通じて展開されており、その中では、常に紙職人たちの技法とそこで生み出される紙に焦点を当てて紹介されている。そのビデオは、ペーシャや土佐/伊野の紙製造の伝統を知るための旅であるだけでなく、千年以上の歴史を誇る和紙の世界や、明子さんのWashi-Arte、さらに、紙の修復技術を(日本語とイタリア語の字幕が加えられている事により)知ることができるようにもなっている。

「まず、私たちの地元の歴史、原点、伝統を知ってもらたいと思いました。そして、私たちのものとは全く異なっているけれども、「紙」という点で繋がっている他の伝統と、私たちの伝統とを見比べてみてもらいたかったのです。」とエルコリーニさんは説明している。

 異なる繊維と異なる製法で作られているとはいえ、紙というのはアーティストや作家、私たちの誰もがそれを使用しています。何世紀にもわたる手漉き紙の伝統と技術を守るために設立されたペーシャのマニャーニ社が、熱意をもって行っている取り組みでは、「過去を掘り起こして自分たちのものにし、それを新しい世代に受け継いでいくこと」を目指しているんです、とアリーチェ・エルコリーニさんは話している。

15世紀から始まった伝統を再生させること。

そしてマンニャーニ社は、(自分たちの仕事を)こう定義したいと考えている。

「紙を21世紀の主役にするという目標が生まれた」と。

「細かい様々な伝統をできるだけ守りながら、私たちは手漉きの紙を製造しています。あえて言うなら、使っている機械はオランダ製の紙料叩解パルパーだけで、それ以外の仕事は、乾燥から圧縮まで全て手作業で行っています。

「古い」職人の仕事ではあるが、もし今日、よりエコロジーにシンプルに改良できれば、それは「近代的」な仕事にもなる。私たちが発明した技術ではないが、私たちは先人からこの技術を託されている。この「紙の架け橋」の取り組みは、ペーシャの伝統を紹介するだけでなく、そのペーシャの紙を「特別」で「唯一」なものにしている特異性をより浮き彫りにしている。

「私たちの紙の作り方は、他のものとは違うのです。」とエルコリーニさんは付け加えている。

「ビデオの中では、その点を見てもらえる様にしました。特に繊維についてですが、彼ら(日本の紙職人)はコウゾを使います。それに対して私たちはコットン、麻、リネン、そして近代ではセルロースを使っています。」

この取り組みは、近い将来、発展していく可能性のあるものですが、プロジェクトの立役者たちの間では、私たちの地域の素晴らしさを再認識するためには、交流と出会いを重ねていくことが重要であるという信念がすでに醸成されてきています。

「私たちにとって、アテリエ・デッリ・アルティジャネッリは、新しいアーティストと知り合い、出会える場所になりました。」と言うエルコリーニさん。

「アテリエとは、いくつかのプロジェクトで協力し合っています。例えば手漉き紙教室を開催して、紙を作る感動を一緒に感じてもらったり、その他にも新しいワークショップの予定が入っていたのですが、残念ながらコロナの影響で全て中止になってしまいました。すこしでも早く再開できることを祈っています。」

Workshop con la carta giapponese in scuola ceca a Firenze

フィレンツェチェコ人学校にて和紙を使ったキャンドルグラス教室をしました。
自分で作ったキャンドルグラスを持ってにっこり微笑む女の子達がとにかく可愛らしい。。。🥰 
それぞれ作ったキャンドルには個性がしっかり出ていて面白ろかったです。

Bellissimi sorrisi con la propria porta candela che hanno decorato con la carta giapponese!

Il workshop di porta candela decorata con la carta giapponese nella scuola ceca di Firenze.

LUCCA BIENNALE 2021 – Premio alla Carriera “Indoor”

Lucca Biennale è il più grande evento al mondo di Arte e Architettura in Carta, considerata strumento di arte, design, architettura e creatività.
La Biennale nasce nella città di Lucca, primo distretto cartario in Europa.

Questa edizione è dedicata al Giappone, paese ospite.

Con grande onore sono stata selezionata come finalista per il LUCCA BIENNALE international exhibitiom art, 10° edizione  “CARTASIA 2021”.

Durante il Biennale presenterò il mondo della carta giapponese in collaborazione col Museo di carta di Ino e Moriki paper.

 

In questa splendida occasione ricevuto il Premio di Carierà nella categoria “Indoor”!

La Biennale sarà visitabile dal 1 agosto al 26 settembre 2021!

Focus JAPAN 2021

Focus JAPAN (講演会)

All’inaugurazione della Biennale ho partecipato come uno dei conferenzieri  insieme al Dott. Paolo Linetti e Dott.ssa Claudia conferenza “Focus Japan” in cui ho parlato sulla tecnica del “Washi-Arte” e della “casa del tè “della Biennale.

Siccome molti di pubblico non erano italiani in conferenza c’era  anche interprete simultanea italiano-inglese!

Dopo la conferenza ho esposto campioni delle carte giapponesi in modo che potesse toccare e sentirle e materie prime della carta giapponesi ( cortecce di gelso Kozo, Mitsumata, Gampi etc) .

 La mostra della Biennale fino al 26 settembre.

ルッカ・ビエンナーレのオープニングデーには日本/和紙にスポットを当てた「フォーカス・ジャパン」という講演会が開催され、世界中から集まったアーティストなどが講演に参加しました。

 和紙の歴史に詳しいパオロ・リネッティ氏、和紙を使った修復士クラウディア・ジョストレッラ女史と共に私も講演会で「Washi-Arte」の紹介、土佐和紙やビエンナーレで担当した「和紙の家」のお話などをさせて頂きました。

 この講演会に、私は他のパネリストと共にイタリア語でお話ししたのですが、大部分がイタリア人以外の外国人だったこともあり、なんとイタリア語から英語の同時通訳もついていました。

最後にステージの端に約1500種類近くの和紙や、いの町紙の博物館から提供してもらったコウゾやミツマタの皮見本を展示したのですが、紙を愛する世界中のアーティストが集まってきて触って和紙の感触を感じたり、その風合いを見たりして海外ではなかなか見ることのない多様な和紙に魅入っているようでした。

Casa del Tè    和紙の茶室

Ho realizzato una “Casa del tè” nel Lucca Biennale 2021.

Questa mostra sarebbe decima edizione per la Biennale, percio hanno scelto come paese di ospite il Giappone dove c’è grande storia e cultura della carta.

 Tra gli artisti che hanno partecipato forse sono unica(?) artista che utilizzo la carta giapponese.

All’inizio di maggio uno dei organizzatori della Biennale mi ha chiesto se potessero decorare in qualche modo con la carta giapponese loro la” casa del te “

ho chiesto una collaborazione al museo della carta giapponese di Kochi e Il grande esportatore della carta giapponese di Tokyo Moriki paper.

Grazie ai 4 cartai ( Hiroshi Tamura,Nobuyasu Ozaki,Haruhiko Tamura,bottega del cartaio Inoue,) e 3 cartieri ( Naigai tenguchōshi,Morisa,Kashiki Seishi) E Moriki paper abbiamo ricevuto bellissime carte giapponesi di circa 1500 tipi.

Per la casa del tè di Biennale ho utilizzato circa 1000 tipi di carta giapponesi in modo che potessero ammirare bellezza particolare della carta giapponese.

第10回を数える2021年のルッカ・ビエンナーレでは、紙において最も重要な歴史、文化を誇る「日本」が招待国とされ、和紙に注目が集まりました。

参加するアーティストの中でほぼ唯一(?)和紙を本格的に使った作品を使っているのは私だけで、今年の5月初めにビエンナーレから和紙を使った家を作れないかと相談されました。

即座に高知県の「いの町紙の博物館」と和紙の輸出会社「森木ペーパー」さんに協力をお願いしたところ、時間の差し迫った中のお願いであったにも関わらず、高知の4人の紙漉き職人さん(田村寛さん、尾崎伸安さん、田村春彦さん、井上手漉き工房さん)、土佐の製紙会社3社(内外典具帖紙、鹿敷製紙、モリサ)から紙を提供して頂き、さらに越前和紙やその他の県の紙見本(森木ペーパー提供)、私自身の紙のコレクション(美濃和紙、友禅和紙、おり染め和紙など)も加えて実に約1500種類の和紙が集まりました!

その紙を使って私がプロジェクトした「和紙の茶室」(約1000種類の和紙を使用)が出来上がり、ビエンナーレのメンバー、全世界から集まった紙を愛するアーティストたちがその多様な和紙の美しさに圧倒されていました。